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現代人は総じて野菜不足みたいです

野菜不足になると、栄養面においてからだに良くないのは常識ですよね。厚生労働省が毎年行っている国民栄養調査(国民健康・栄養調査)によると、どの世代においても野菜不足であると指摘されています。

サラダボウル

私の場合は、基本的に毎日自炊をしています。

それ自体は、からだにもお財布にも優しそうで(笑)、結構なことなのですが、一人暮らしで、その上、出来るだけ簡単・手軽に作りたい思いが強いために、ついインスタントやレトルト・冷凍食品系に頼って調理しがち。

なので、新鮮な野菜は明らかに不足していると思います。

また、ジャガイモやタマネギといった、比較的調理がしやすくて、長期保存が利く野菜、根菜類を多用しがちになり、栄養的にも偏っていると言えます。少しは改善に努めるべきですよね。

ただし、外食やファストフード店は滅多に利用しませんので、その点はについては、カロリー過多や塩分過多のリスクを低減しているのではないかと思います。

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色々な野菜をバランス良く食べないと、ビタミン・ミネラル類の栄養素が不足するリスクがあります。

そして、皮膚や肌の健康・みずみずしさを阻害し、湿疹や吹き出物などトラブル症状発生の要因にもなります。

湿疹、肌荒れ、老化、視力低下他、様々な症状のリスクが

ビタミンC(ピーマン類、ゴーヤー、じゃがいも他)が不足すると、肌のコラーゲンの生成に影響が出て、みずみずしさを失い、紫外線にも弱くなるのでシミやソバカスを作る原因となります。

ビタミンB群と言われるB1(豆類、にんにく他)、B2(モロヘイヤ、にんじん、菜の花他)、B6(なす、いんげん他)、B12(しいたけ他キノコ類)や、βカロチン(にんじん他)が含まれる野菜不足の場合には、肌に心身の疲労の影響がすぐに現れます。

美容面においても要注意です。

プチトマト

新陳代謝を阻害する事によって、肌荒れや湿疹・吹き出物(少年期の方ならニキビ)、あるいは口内炎を生じさせる場合があります。頭皮についてはフケを増やす要因にもなるようです。

また、優れた抗酸化作用があるとされている、ビタミンE(落花生、モロヘイヤ、かぼちゃ他)の不足は、老化や動脈硬化・更年期症状とも関係が深いとされています。

シミの原因になるかもしれません。要注意です。

ところで 湿疹とは皮膚の炎症の総称です。

慢性的な野菜不足に陥ると、肌荒れ、ニキビ、吹き出物、フケ症などのお肌のトラブルや口内炎といった症状が出やすくなります。そして、バランス良い食生活に改善しないと、湿疹等が治りにくいケースもあります。

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野菜不足による症状において、もっとも顕著に現れて自分で見て確認しやすいのは肌荒れや湿疹といった肌にまつわるトラブルだと思うのですが、他にも様々な症状が現れるリスクがあります。

特に個人的に気になるのは、βカロチン(ビタミンA)が不足すると目に疲れが出やすくなり視力にも影響を及ぼす可能性がある事です。

某テレビ番組で放送されて話題になりましたが、野菜不足が失明に至る一因と成り得るかもしれない・・・・と言う点には、多少なりとも用心したいです。

野菜不足の解消

野菜は今では、品種の改良や高度な栽培方法によって、年中色々な種類の野菜を手軽に食べることが可能ですが、旬の野菜のほうがよりビタミン類が多く含有されているのだそうです。

そうだとするならば。

私たちは季節感を大切にして、その時々の旬で美味しい野菜をたっぷり摂る事が、健康にはよりベターな、自然な食生活であると言えるでしょう。

とりあえずの野菜不足の解消方法としましては、従来の料理・食事による野菜摂取に加えて、野菜ジュースや乳製品(ヨーグルト他)、サプリメント類の使用をすることが考えられます。

外食は野菜不足や過度の塩分摂取の要因となりやすいので、控えめにしたほうが良いでしょう。

また、Oisix(おいしっくす)や無農薬野菜のミレーといった、有機栽培・産地直送の通販を利用して、日常の食生活をサポートする事も、素敵なアイデアだと思います。

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野菜の不足や、それから引き起こされる湿疹などの症状についてフォーカスを当ててまいりましたが、同じく植物食材である果実(くだもの)の摂取も大切ですよね。

なお児童には、一部の野菜を敬遠する子供が少なからず居ますが、健康と成長のためにも、料理を工夫する等して偏食は少しずつでも改善すべきでしょう。

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