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ウォーキン☆バタフライ

ドラマ24『ウォーキン☆バタフライ』は、たまきちひろさんのコミック「Walkin’ butterfly」が原作です。雑誌『Vanilla』(講談社)や、「コミックWalker」(角川クロスメディア)で発表され、書籍は宙出版より刊行されています。トップモデルの富永愛さんも共鳴のコメントを寄せています。

身長が178センチある19歳の女の子が、偶然や色々なタイミングが重なってファッションモデルを目指していく物語ですが、長身過ぎるというコンプレックス(ガリバーコンプレックス)の克服、夢をかなえていくこと、自立した女性として成長していくこと、そして同世代の仲間達との友情などが描かれている青春物語・成長物語です。

芸能界に入って間もない18歳で身長173センチの中別府葵さんが主人公ミチコを務めており、まさに自身の芸能活動などと重ね合わせるように、等身大で演じていると言えるのかもしれません。また、このくらいの年代の女の子たちが抱えている悩みや夢の色々なカタチを、ミチコの友人役として、石原さとみさんや滝沢沙織さんが演じています。

その他の共演者は、鳥羽潤さん、とよた真帆さん、北村栄基さん、小須田康人さん、歌川椎子さんなど。

音楽担当はJirafa、オープニングテーマは「精一杯、僕らの歌」(ghostnote)、エンディングテーマは「今 吹く風」(HI LOCKATION MARKETS)、脚本は三浦有為子さん他、監督は宮下健作さん他。

2008.8記

2008年夏、このバタフライを冠したドラマが放映されています。テレビ東京系列で毎週金曜の深夜のドラマ24の番組枠で放映されているウォーキングバタフライです(テレビ大阪は木曜深夜)。正式番組名は、ドラマ24『ウォーキン☆バタフライ』 です。

世界に通用するようなファッションモデルになるためには、まずは、その個人のルックスやプロポーションが重要な要素となってきます。天性の素質がとても重要で、その素質を生かすためには、平素より、からだのエクササイズを欠かさない事や日常生活に気を配る事が大切です。そして、ショーにおける華麗なパフォーマンスや身のこなしは、服を魅せる(見せる)ためには必須であり、その基本中の基本の動作がウォーキングです。

ファッションモデルにとって極めて象徴的な動作である「ウォーキング」と女性の美を表現する場合に使用される言葉「バタフライ」が合体して「ウォーキング バタフライ」。蝶が舞うように優雅に美しく歩くと言う意味や、蝶が羽を広げるようにモデルの世界に羽ばたく、女性として羽ばたく、といった意味が込められているのかなと想像します。

中別府葵さんについて

主演の中別府葵さんは、1990年9月生まれ・熊本県出身。身長は173cmです。所属事務所はホリプロで、アイドルやタ レントの登竜門とされるホリプロタレントスカウトキャラバン(2005年第30回)で準グランプリを獲得しています。雑 誌『mina』の専属モデルであり、ファッションショーにも出演、さらには、2008年度の東レ水着キャンペーンガール など、ドラマ/コミックの主人公と同様、モデルの世界でも活躍しています。

また最近では、映画への出演が目白押しで、2008年には「TOKYO!〈メルド〉」(レオス・カラックス監督)、「僕らの方 程式」(中村優一さん主演・内田英治監督)、「イエスタデイズ」(塚本高史さん主演・窪田崇監督)の公開が以降順次 なされ、さらに2009年には、鈴木由美子さん原作コミックで韓国でも映画化され大ヒットした「カンナさん 大成功です!」の日本版(山田優さん主演・井上晃一監督)が公開。ホリプロ一押しのタレントさんなのですね。

2014.8追記

2008年以降、『mina』の専属モデルを続けながら、コンスタントにドラマや映画に出演しています。最近の出演作としては、映画「舟を編む」(2013年)、「ライヴ」(2014年)、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(2014年)などがあります。

2009年には、2009年4月1日に明治学院大学に入学しています。

青春燃焼系☆Girlsプロジェクト

『ウォーキン☆バタフライ』は、青春燃焼系☆Girlsプロジェクトというプロジェクトの一環であり、 映画『フライング・ラビッツ』(石原さとみさん主演・2008年9月公開)と連動した企画となっています。

両作品とも、「がんばっている女の子」をテーマにした物語で親和性が深い点が、 クロスプロデュースという手法を用いて両作品を効果的に盛り上げる、というアイデアに繋がったようです。

『ウォーキン☆バタフライ』は、たまきちひろさんのコミックが原作であり、 『フライング☆ラビッツ』は、深田祐介さんの『翔べ! ラビッツ―新世紀スチュワーデス物語』という小説が原作なので、 本来は、ふたつの作品世界が絡む要素はありません。

それをアレンジして、映画の登場人物を同じ設定でドラマに登場させる事により、両作品をリンクさせています。

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ポイント

『フライング・ラビッツ』は、JAL(日本航空)のバスケットボールチーム「JALラビッツ」をモデルにした物語。 石原さとみさん、滝沢沙織さん、真木よう子さんが、バスケ選手のCA役で出演しています。

バタフライにまつわる余談

オリンピックイヤーには、普段あまりテレビ等で放映されないなど、どちらかというと目立たないスポーツが関心を集めますが、 たとえば北京五輪においては、競泳水着の件も含めて「水泳」が大きな話題のひとつになりました。 競技として行われる近代水泳には、4種類の泳法に分ける事が出来ます。もっとスピードが早いのがクロールで、 一般の方たちが普段良く使う泳ぎ方が平泳ぎではないでしょうか。そして、水面に仰向けに浮かんだ時などに、 なんとなくに試してみたくなるのが背泳ぎですよね。そして、普段滅多にやらないのがバタフライ。 バタフライはとても難しい泳ぎ方だと思います。見よう見まねで泳ぐと、肩や腰を痛める事もありますので、チャレンジ される方はくれぐれもご注意下さい。

ところで中別府葵さんさんは、小学校の頃から水泳をやっているそうでかなり得意のようですが、同じホリプロの先輩である深田恭子さんが、 2008年夏に某飲料メーカーのコマーシャルで水泳のバタフライを披露していました。

バタフライは、全身を複雑かつリズミカルに動かす難しい泳ぎ方なのですが、深キョンの泳ぎは、両手をしっかりと振 り上げ、足のキックも力強く、身体も美しくしなっていて、なかなか堂々としたものに感じました。

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