琵琶湖 ミシガン(イベント、パーティー)

風光明媚な景色を眺める、グルメを堪能する、釣りやキャンプのほかアウトドアを満喫する等々、琵琶湖の観光や楽しみ方にも色々ありますが、「優雅でのんびりしていて、良いな」と感じるのが遊覧船によるクルーズです。

ところで遊覧船といえば、私は、琵琶湖ミシガンを真っ先に連想します。大津港に停泊している船尾の真っ赤な外輪が鮮やかな、クラシカルなスタイルのフォルムを見ているだけで、なんだかとても心が和みます。

ミシガンは、全長５９メートル・幅１１.７メートル・旅客定員７８７名。琵琶湖汽船が運行しています。いわゆる古き良き時代のアメリカを連想するその船舶のデザインは、19世紀のアメリカをテーマにしているのだそうです。となると、当然名前は、ミシガン州にちなんで名付けられた事が分かります。なんでも、滋賀県とミシガン州とは姉妹都市ならぬ「姉妹県州」なのだそうです。

ミシガンの魅力は、船から見る眺めが素晴らしい事がまず挙げられます。琵琶湖やその周辺の景色が良く見えるように設計されており、特に屋上部分のスカイデッキからは、湖上の風を感じながら３６０度立体パノラマの眺めを楽しむ事が出来ます。レストランやカフェラウンジがあり、本格的なアメリカンな食事もとれるようになっています。床や手すりなど各所に木材を使用していて、レトロチックでウッディな優しげな雰囲気があるのも魅力です。

クルーズ中に、ホーンやバンジョー、ギターなどによるディキシーランドジャズなどの明るいライヴショーを楽しむ事も出来ます。クルーの皆さんは、乗船前や乗船中には、愉快で陽気な歓待パフォーマンス＆サービスをしてくれます。また、船上において、各種パーティーやウェディングなどのイベントを企画開催する事が可能です。琵琶湖観光やデートにクルーズを楽しんでも良し、パーティーやウェディングのイベント会場として利用しても良し、なのです。

琵琶湖汽船は、ミシガンの他にもビアンカ、リオグランテ、べんてん、いんたーらーけんⅡ、ランシング等の遊覧船が就航しており、多彩なクルーズプランを提供しています。

ミシガンクルーズ

昼間の「ミシガン60」(60分)と「ミシガン90」(90分)、そしてサンセット～ナイトクルーズの「ミシガンショウボート」の３つのタイプがあります。後者の２つは食事とショーを楽しめます。大津港と大津プリンスホテル港から就航しています。

琵琶湖大橋クルーズ

大津港を起点に、琵琶湖大橋まで行き戻ってくる南琵琶湖の周遊コースです。途中で琵琶湖博物館・水生植物公園「みずの森」などにも立ち寄れます。いんたーらーけんⅡとランシングが就航しています。

竹生島クルーズ

竹生島に所在する西国三十三ヶ所札所めぐりの第三十番札所である「宝厳寺」を観光する事が出来るコースです。長浜港・今津港から乗船。べんてんとリオグランデが就航しています。

ぐるっとびわ湖島めぐり

大津港（あるいは大津プリンスホテル港）より北上し、沖島～多景島～長浜～竹生島と、１日かけて琵琶湖をぐるっと一周する、 琵琶湖の自然と風景が堪能出来るコースです。インターラーケン、megumi、ランシングが就航。

ミシガン、そしてビアンカをチャーターして、イベントやパーティーを開催する事が出来ます。ちなみにビアンカは琵琶湖最大の大型客船です（全長66メール・幅12メートル）。ミシガンがクラシカルでどこか懐かしい雰囲気であるのに対して、ビアンカはモダンでシャープなデザインの船舶です。

船まるごとチャーター、レストランやホール、船室の貸切など、色々な利用が出来るようです。例えば同窓会、各種交流会、同窓会、コンサート、研修会など、様々なパーティー、イベントを開催する事が可能です。また、素敵でロマンチックな船上ウエディングを開催する事が出来ます。

ビアンカ

披露宴パーティーはもちろん、キリスト教式による船上挙式を上げることが可能です。基本的には、結婚式場やホテルと同様、コースによって色々なサービスを提供してもらえます。バルーンや花火の打ち上げも可能です。船上式ならではですよね。花火は盛り上がるでしょうしロマンティックですね。40名より受付となっています。

ミシガン

10名からの小規模な二次会等から、40名以上の大規模なパーティーまで、多彩な披露宴・二次会パーティーに柔軟に対応しています。

湖上のミシガンから観る、壮大な琵琶湖花火大会。最高のビューポイントですね！