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演技力・表現力

こどもがタレント活動をする場合において、花形のお仕事と言えば。

ドラマや映画・舞台への出演があります。その場合、何かの「役」に扮して演技をする事になります。

また、CM出演や雑誌の写真撮影も、演出意図に従い、何かを表現しなければなりません。

おんなのこの画像

つまり当然の事ではありますが、子役には相応の演技力・表現力が求められています。

製作者サイド(監督やディレクター)の意図を素早く理解して表現出来る、
いわゆる「カンが良い子」は、起用されやすいでしょう。
無論、本当にお芝居が上手な子は、高い評価を得られるでしょう。

では演技があまり上手ではないキッズは、全く選ばれないのかと言えば、そうでもないようです。

確かに、「即戦力になる子」に対する需要は高いでしょう。

しかしながら、感受性が豊かであり、トレーニングすれば大きく伸びる可能性が見られる子や、
嫌がらず頑張って練習に励んでいる子、楽しそうに課題に取り組んでいるこどもは、
「目をかけてもらえる」チャンスが広がります。

子どもらしいこと

全般的な傾向としては、「子どもらしい」子役タレントが求められています。
幼い年齢の設定の役を演じるのですから、当然のことですよね。

では「子どもらしさ」とはいったい何かというと、実は曖昧で漠然としているのですが、
自然体であること、世間一般的にイメージされる「年相応さ」があれば良いのではないでしょうか。

なおオーディションでは、プロデューサーやスポンサー(クライアント)の趣向・意向が大きく反映されます。

容姿

芸能人なのだから、容姿端麗な「美男美女」が選ばれるのでは?と思われがちです。
確かに、美形の子供は注目を集めやすいですが、決してそれだけではありません。

その子供独自のオリジナルな、自然体が原則。

無理なダイエットやエクササイズはしないほうが良いでしょうし、
ましてや、どんなに「プチ」であったとしても、美容整形は絶対に行なうべきではありません。
また髪や肌の手入れについても、大人のように気をつかわなくても良いでしょう。

但し、服装・身なりを常に清潔にしておくことや、夏に肌を焼きすぎない事、
適宜、虫歯や皮膚トラブルの治療を行う事など、多少のケアは必要です。

なお、いわゆる「目力」を持っている子は魅力的であり評価が高いとされています。

礼儀について

幼い子役とは言え、オトナばかりの仕事場ですので、「おはようございます」や「ありがとうございます」といった
最低限のあいさつは出来るようにしておくべきでしょう。

「はい」「分かりました」といった返事を、大きな声でハキハキと行なえるキッズは、スタッフさん達から自然と好かれるでしょう。

付き添いの方について

仕事場やオーディション会場への付き添いは、一般的にはママが行なうケースが多いでしょう。
いわばお母さんは、こどもの「お世話役・お目付役・教育係」の役割を、公私にわたって担う事となります。

そこでですが、社会人(オトナ)としての常識に欠けた、身勝手な言動を取る人は相手にされません。時間にルーズなママもNGです。

キーワードで言い表わすと、自己中、モンペ・・・・といったところでしょうか。
利己心や虚栄心が態度に表れているような人、我が子の権利ばかりを主張するママは快く思われません。
そしてこの事が、子供の出演機会を阻害する(減らす)大きな要因になることもあります。

子役のお仕事は、れっきとしたタレント業ではありますが、かなり売れていない限り「スター」ではありません。
周りからチヤホヤされませんし、往々にしてそれほど重要な存在ではありません。勘違いしてはいけません。
強い言い方をすると、少しテレビ等に出演したくらいで「人気スターぶる」のは笑止千万です。

保護者の親御さんが現場に付き添う場合、お世話になっているタッフの方たちに感謝し気を配りましょう。
そして現場では、でしゃばってはいけません。仕事に口出しすべきではありません。
自分たちの置かれている「ポジション」をよく理解して、常識と熱意のある行動を取るべきでしょう。

堅苦しい言い方になりますが、
謙虚で誠実な取り組みを親子で地道に行う事が、チャンスを掴むきっかけにつながっていくのではないでしょうか。

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