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英国式リフレクソロジー

世界中には幾つかのリフレクソロジーの流派があるようですが、大まかには、【西洋式】と【東洋式】にカテゴライズされます。

そして、現代日本における最も代表的な流派としては、【英国式】を挙げる事が出来るでしょう。

【英国式リフレクソロジー】

多数のリフレクソロジストを輩出しているRAJAの英国式は、西洋式をベースにしています。日本で独自の発展を遂げた施術法だと言えるでしょう。創始者は藤田桂子さんです。

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数十年前、当時国際線の客室乗務員(CA)の仕事をしていた藤田さんは、フライトで世界を飛び回る中で、伝統的なハワイのヒーリング方法「ロミロミ」や、イギリスのリフレなど、様々な癒しと健康の療法に触れ、感銘を受けたそうです。

そして退職後に、健康増進や体質改善に関する研究・試行錯誤をはじめ、独自の工夫を重ねた末に確立したのが、現在【元祖・英国式】呼ばれている「イタ気持ちいい」施術法です。

1996年に日本に協会(RAJA)を設立するなどして普及に努めた結果、広く知られるところとなりました。

日本での先駆であり最も知られた存在が、元祖・英国式リフレクソロジーだと言えるでしょう。

気軽にストレス解消や、心地良いリラクゼーション効果を得られるカジュアルなスタイルは、サロンでも人気を呼んでいます。その技術・資格は、マキ フジタ ヒーリング・スクールで習得する事が出来ます。

なおRAJAと並びよく知られている「英国式」の講座・資格校としては、
英国IFR・JHRS公認校である日本リフレクソロジスト養成学院【REFLE】(リフレ)があります。

また、【台湾式(中国式)】も、よく知られています。

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【台湾式(若石式)リフレクソロジー】

1970年代に、台湾に在住していたスイス人のジョセフ・オイゲスター神父より、治療や指導を受けたのが発端で、それが現地で独自性を帯びて発展した施術療法です。

オイゲスターさんの名前の中国語表記にちなんで【若石式】と呼称される事があります。

また、【足ツボ健康法】などの名称でも親しまれています。

台湾式(東洋式)は、東洋医学を素地にしており、心を健やかにする効果や、身体の慢性的な不調を改善する効果が期待出来ます。西洋式と比較すると刺激が強めで、より痛みを伴う傾向があります。

資格と取得について

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現在リフレクソロジーに関する資格は、すべて民間資格となります。2014年現在、国家資格はおそらく設けられていないでしょう。

資格を取得する場合、その資格を主宰する協会(企業)の講座(スクール)を受講し試験を受ける事となります。国内においては、英国式の日本リフレクソロジー協会(RAJA)をはじめ幾つかの協会・機構が、オリジナルの認定資格を設けています。

資格講座の受講については、各協会ごとに通学・通信の双方が用意されています。
受講料(入学金含む)には、数万~数十万円単位の費用が基本的には必要です。

習得したい技術や資格、コスト面、そして「どんな職に就きたいのか」などをよく検討してから受講すべきでしょう。

リフレクソロジーのスクール・講座は、数多くあり、それぞれ学べる知識&スキルや、
取得可能な資格が異なります。

次にご紹介するサイトでは、複数の学校や資格の資料を、無料で一括請求する事が可能です。
自宅で、じっくりと比較検討したい方にお勧めです。

ビューティー資格ナビ

全国のスクールや講座の内容が詳しく紹介されています。また複数のスクール資料を、一括して無料で取り寄せる事が出来ます。マキ フジタ ヒーリング・スクール(RAJA)や、日本リフレクソロジスト養成学院(REFLE)といった、英国式リフレクソロジーのスクールの他、多数の資格・講座の資料請求を行なえます。

シカトル ビューティー

リフレやフットケアに関するスクールの資料を、無料で一括請求して取り寄せる事が出来ます。マキ フジタ、ミス・パリ、グローバルボディケア総合学院、フスウントシュー インスティテュート他。

ケイコとマナブ.net

英国式リフレの日本リフレクソロジスト養成学院(REFLE)、Doze(ドウズ)の他、整体・ボディケアに関するスクール等の情報を得る事が出来ます。

求人や給与は?

資格やスクールを主宰している協会(企業)の直営サロンや、提携サロンへの就職を、斡旋サポートしてもらえる可能性があります。

また、リラクゼーションや健康・福祉への関心が高まっている昨今、アロマテラピーやカイロプラクティック、そしてフットケア等々、様々なリラクゼーション系サロンや福祉事業所等において、リフレ資格者への求人は高まっています。

給与(初任給)の目安は、15万円/月~が想定されます。

なお、アロマテラピー、心理カウセリング、セラピーやカウンセラー、あるいはメディカル的な資格やスキルを併せて身に付ける事により、より幅広い活躍が期待出来ます。

リフレクソロジーの特徴

リフレクソロジーは「足裏マッサージ」と呼ばれる事も多いため、あんまや指圧などと混同されがちです。

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確かに・・・効果的には似ています。

「リフレ」も、「あんま・指圧」も、からだを適度に刺激し、身体の健康や心身のリラクゼーションに効果が見込める方法です。

ただし、リフレクソロジー(reflexology)は、「足つぼ(経穴)」ではなく「反射区」と呼ばれる箇所を刺激するのが特徴となります。

この特徴からリフレは、「反射療法」とも呼ばれています。

(初歩的な理解の仕方)

足つぼ(経穴)は、「からだの不調が現れる箇所」。

反射区は、からだの各器官や内臓などに繋がる末梢神経の集中ポイントです。
そして、からだの中を流通しているエネルギーが反射される箇所と考える事が出来るでしょう。

リフレクソロジーは世界的に見て、エステやリラクゼーションのサロンのみならず、医療現場でも広く活用されています。

日本では、英国式や台湾式の施術(理論)が良く知られており、スクールや講座で学習し、資格を取得する事が出来ます。

美容や心のケアに効果が期待出来ます

リフレクソロジーの語源は、 reflex(生理反射性)+ology(学問) です。

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反射区を刺激して、エネルギーの流れ(リンパの流れ・血行)をスムーズする事により、代謝活動(老廃物の排出等)や、内臓・各器官の活性化を促進します。免疫力や抵抗力を高める効果や、私たち人間が本来有している自然治癒力の向上が期待出来ます。

特に女性の方たちからの注目度が高く、ダイエットやむくみ解消といった美容面への作用や、ストレスの緩和・リラクゼーション促進といった心身のケアに、有益性や魅力を感じる方が増えているようです。

反射区のゾーンは、特に、足の裏に集中しており、それぞれのゾーンは、特定の人体部位、器官、臓器に対応しています。たとえば心臓に対応する反射区は、基本的には、左足裏の指の付け根の下あたりです。

なお反射区は、手のひらにもあるとされています。

また、あんま・指圧等と区別するために、リフレ療法の施術名称として、「トリートメント」という言葉が用いられるケースがあります。

発祥・起源について

リフレクソロジーの発祥については、指圧等と同様に諸説あるようです。古来より私たち祖先が経験則によって行なわれていた施術記録や、言い伝えが世界各地あるそうなので、ある意味、数千年の歴史があるとも言えます。

なお、実際に医学的見地による療法として注目・確立され始め現在の礎の発祥となったのは、19世紀後半のアメリカにおいてです。

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