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フジのノイタミナ枠とは

ノイタミナ枠とは、2005年に創設された、フジテレビが深夜帯に放映しているアニメ枠です。まるで呪文のような不思議な名称ですね。
実は、英語のアニメーションの綴り(ANIMATION)を逆さまにしたものなのです(NOITAMINA)。

ノイタミナの意味としては、アニメを単なる一ジャンルとして捉えるのではなく、柔軟で豊かな映像表現の可能性を模索し、
アニメファン限定ではなく、より多くの人たちに多角的にアピールしたい、という思いが込められているそうです。
つまり、アニメの新しい可能性や期待をこめてフジテレビが作った「新語」という訳です。

フジのノイタミナ枠で放映されるアニメの特徴のひとつとしては、まるで連続ドラマ(トレンディドラマ)のように、1クール(3ヶ月間)
周期で番組が放映されている点があります。半年・1年と引き伸ばしません。(註:「のだめカンタービレ」のみ2クール続きました。)
また、これまで放映された作品から考えますと、どちらかと言えば若い女性をターゲットにして製作する傾向にあるようです。
大部分の作品の原作は少女漫画です。そして、アニメファンに向けて作っていると言うよりも、もっと幅広く女性たちに楽しんで欲しいと
意図して企画製作されているように感じられます。まるで話題の連続ドラマ(昔風に言うとトレンディドラマ)を観るような感覚で観て欲
しいと言う訳でしょうね。無論、男性の視聴者も多数おられます。

ノイタミナ枠で放映されたアニメがその後、映画化やドラマ化された例が幾つもあります。
また「のだめカンタービレ」のように、月9ドラマ化された後にアニメ化された作品もありますが、これは一種の連動企画でしょう。

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「墓場鬼太郎」、「のだめ」、「あさきゆめみし」などのアニメについて

これまで、フジのノイタミナ枠で放映された番組には、ハチミツとクローバー、Paradise Kiss、怪〜ayakashi〜、働きマン、獣王星、
のだめカンタービレ、もやしもん、墓場鬼太郎、図書館戦争などなど、2008年8月現在で合計12タイトルあります。

「ハチミツとクローバー」は、2度に渡りアニメ化されており、実写映画化・ドラマ化もされています。
「働きマン」や「のだめカンタービレ」はドラマ化されています。また「西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜」(08.7〜9)は、
2001年に滝沢秀明さん主演で月9ドラマ化され、2008年には海外で実写映画化されています。

「もやしもん」は石川雅之さんの青年漫画、「図書館戦争」は有川浩さんの小説が原作です。
「怪〜ayakashi〜」や「モノノ怪」は、既成の漫画原作ではなく、四谷怪談などの怪談にヒントを得たオリジナル物語であり斬新でした。

ノイタミナ枠における異色作品と言えば、水木しげるさん原作の「墓場鬼太郎」でしょう。国内でもっとも有名は妖怪漫画で、
これまでも「ゲゲゲの鬼太郎」として何度もアニメ化されていますが、「墓場鬼太郎」は、昭和30年代の貸本版を元にしたもので、
よりブラックで怪奇バージョンに仕上がっていました。鬼太郎生誕40周年にちなみ、ウエンツ瑛士さん主演映画「ゲゲゲの鬼太郎」
シリーズや08年12月公開のアニメ版映画とも連動した企画であるようです。

2008年9月以降としましては、「のだめカンタービレ 巴里編」(08.10〜12)、
「あさきゆめみし」(09.1〜3)の放映が予定されています。「のだめ」の人気は衰えていないようですね。

「あさきゆめみし」の原作は、千数百万部のコミック発行部数を誇る大和和紀さんの少女漫画で、1979〜1993年にかけて雑誌連載されました。
源氏物語をモチーフとした物語で海外にも翻訳されています。これまでに宝塚歌劇団で舞台化されていますが(01年花組・愛華みれさん主演。
07年花組・春野寿美礼さん主演。)、テレビには初登場となります。長きに渡って読み継がれてきた作品であり、
この作品で源氏物語の世界を知った方も少なくないと思います。どのように映像化されるのか期待が高まっています。

源氏物語は千年紀を迎え注目が集まっており、「あさきゆめみし」のアニメ化はタイムリーな企画だと思います。
ちなみに宝塚歌劇団は、2008年秋〜冬に最終章の宇治十帖を題材とした「夢の浮橋」(月組・瀬奈じゅんさん主演)を上演します。

地方放送や放送時間

フジのノイタミナ枠は08年9月現在、フジテレビで毎週木曜日の24時45分〜25時15分に放映されています。

フジ系列の地方局としては、関西テレビ、東海テレビ、北海道文化放送 、新潟総合テレビ、テレビ西日本、テレビ熊本 が毎週放送しています。そして衛星放送(CS)でフジテレビ721が放送しています。

放送曜日については、フジの放映日から1〜2週間以上遅れて放映されている場合が多いようです。 放送時間については、25〜26時代のまさに深夜帯に設定されています。

また、不定期的に、あるいは特定の話題番組のみ放映している地方局もあります。 たとえば「のだめカンタービレ」のような実績のある番組は、多数の地方局が放映しました。

地方放送局や放送時間は、変更される事がよくありますので、各テレビ局のサイト情報などを参考にすると良いのではないでしょうか。

テレビの深夜放送

深夜帯のアニメ放送枠として定着化・ブランド化した「ノイタミア」ですが テレビ放送における深夜の時間帯には、昔からたとえば次のような番組が数多く放映されてきました。

・実験的・冒険的な番組。テスト・パイロット版。/・ある限定層のファンに訴求するもの。/ ・地方放送局のオリジナル番組。/・大人向きコンテンツ。/・テレビショッピング/・「穴埋め的」な存在、再放送番組。映画放映。

製作されるコンテンツとしては、ドラマ、バラエティ他色々とありますが、数多く製作されているものとして、 アニメーションがあります。アニメ番組は、そもそもは、ゴールデンタイムに放映されるのが常だったと思うのですが、 近年では、視聴率的には苦戦している場合があるようです。アニメよりも、たとえばクイズ形式のバラエティの方が、 一般家庭・お茶の間には人気のようですね。子供から大人まで家族揃って安心して楽しめると言う訳のようです。 そういった背景がありますので、マニアック・刺激的な内容であったり、子供向けと言うよりはむしろ青年層から 成人に受け入れられそうな作品は、深夜枠で放映される事が多いのではないかと思います。

そこでふと思い出されるのは、1990年前後に大橋巨泉さんをメインに据えて製作されていたバラエティ番組 「ギミア・ぶれいく」(TBS系列毎週火曜日午後9時から11時)の枠内で放映されていた藤子不二雄Aさん原作 の「笑ゥせぇるすまん」です。

フジのノイタミナ枠